人は様々な理由で眠れなくなります。
・気になることがある
・喜怒哀楽による興奮状態
・長時間の残業
・夜勤
・時差ぼけ
・身体の痛み
・睡眠時無呼吸症候群
・パートナーのいびき
・親の介護
などなど
現代人、特に日本人は睡眠に悩む方が非常に多いです。
睡眠が乱れる原因の一つに自律神経の乱れがあります。
先程紹介した眠れない理由は、原因の一つに自律神経の乱れがあります。
ここでは自律神経の乱れによって生じる睡眠の悩みに焦点をあてて紹介します。
1-1.自律神経とは?
自律神経とは身体の機能を調節する大切なものです。
自律神経のおかげで私たちの身体は血液が循環したり、眠たくなったり、仕事が頑張れたりします。
自律神経は頑張るための交感神経とリラックスするための副交感神経の二つの神経から成り立ち、相反関係にあります。
一般的に人は朝起きると交感神経が優位になりはじめ、夕方から翌朝にかけて副交感神経が優位になります。
この作用によって人は日中は働き、夜は身体を休めて身体を健康に保ちます。
しかし、何かしらの原因で自律神経が乱れるとこのサイクルが狂い、日中は仕事に集中できなかったり、夜は眠れなくなったりと問題が生じてきます。
1-2.生活習慣の乱れが自律神経の乱れにつながります
自律神経が乱れる要因として以下のものが挙げられます
・働きすぎ
・強いストレスを抱えている
・夜ふかし
・夜にブルーライトを浴びる
・食生活の乱れ
・運動不足
・睡眠不足
・喫煙
・過度の飲酒
・糖尿病
・パーキンソン病
・脊椎の病気など様々な疾患
・季節の変わり目
・気圧の変化
パーキンソン病や脊椎の疾患、季節や気圧の変化などはご自分ではどうしようもありません。
しかしそれ以外は、生活習慣の乱れが自律神経の乱れの原因となっているといえます。
1-3.自律神経の乱れで生じること
現代社会ではストレスフルな生活によって交感神経が優位となり、副交感神経があまり働いていないケースが非常に多いです。
自律神経が乱れると睡眠や気分に変化がでてきます。
寝つきが悪くなり寝不足に陥り、常にイライラしたりするようになります。
こうなると余計に眠れなくなったりストレスを感じるようになります。
その結果、ますます自律神経が乱れるという悪循環を起こしてしまいます。
1-4.自律神経の乱れを改善する方法
生活習慣の乱れによって生じた自律神経の乱れを改善するには、生活習慣を改善することが最も効果的です。
例えば
・働きすぎ→きちんと休む
・ストレスをためる→ストレスを発散する
・運動不足→運動する
・睡眠不足→早めに寝る
などが挙げられます。
言うのは簡単ですが、生活習慣を改善することはなかなか難しいのが実情です。
1-5.自律神経を整えるための具体的な方法
生活習慣の改善以外で自律神経の乱れを整える方法を4つ紹介します。
①朝起きたら5分程日光を浴びる
(https://kinokun.com/2023/06/11/sunlight/)
②ゆっくり息を吐く
(https://kinokun.com/2023/06/11/breathing/)
③サウナに入る
(https://kinokun.com/2023/06/11/sauna/)
④セルフマッサージを行う
(https://kinokun.com/2023/06/11/massage/)
これらを試してみても効果がなければ、プロのマッサージを受けてみることもご検討してみてください